PKSHA Delta

PKSHA(パークシャ)グループのnote公式ページです。 PKSHAでは、異なる才能…

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PKSHA(パークシャ)グループのnote公式ページです。 PKSHAでは、異なる才能(人と人との差分)をデルタと定義し、PKSHAのデルタを活かして社会に大きなデルタを生み出していくという意味を込めています。このnoteでは、PKSHAの様々なデルタを発信していきます。

マガジン

  • エンジニア・技術記事

    PKSHAグループに所属するエンジニアのキャリアや働き方、技術解説、学会・イベント等の参加レポートなど、幅広くご紹介していきます。

  • PKSHAで働くひと

    様々な個性を持つメンバーがどう仕事に向き合っているか、現場での働き方や雰囲気、キャリア感など幅広くお伝えしていきます。

  • PKSHAナラティブ

    PKSHAのVision『人とソフトウエアの共進化』。PKSHAが創る共進化や、共進化構造を創り出す組織カルチャーや想いについて発信していきます。

記事一覧

固定された記事

歴史転換期におけるChatGPTのビジネス活用の展望〜松尾豊教授 × PKSHA代表 上野山勝也 対談〜

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PKSHA Delta
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PKSHAに入社して「フルスタック」の定義が変わった――あらゆる挑戦が歓迎される環境で見えた景色

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AWS Summit Japan 2024 に新卒 2 人で行ってきました

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PKSHA Delta
11日前
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未来のソフトウエアの可能性を投資家に伝え、事業成長を自ら加速させる経営企画室IR担当の魅力

「未来のソフトウエアを形にする」をミッションに掲げ、自然言語処理、画像認識、機械学習 / 深層学習に関わるAIソリューションとAI SaaSを展開するPKSHA Technology(以下…

PKSHA Delta
2週間前
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Python の 並列/並行処理 の比較

こんにちは。PKSHA Technology の AI Solution 事業本部にてソフトウェアエンジニアを務めている加藤と申します。先日インタビュー記事が出ましたので、こちらも併せてご覧…

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2週間前
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プロンプトエンジニアリング「Rephrase and Respond」の紹介

こんにちは、PKSHA Technology でアルゴリズムエンジニアをしている原田です。プロンプトエンジニアリングは LLM から期待する回答を引き出すための手法であり、これまで様…

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「コンピュータサイエンスを完全に理解したい」――アルゴリズム“以外”への関心がソフトウエアエンジニアとして活躍する起点に

「人とソフトウエアの共進化」をビジョンに掲げ、アルゴリズムの研究開発とソフトウエアの社会実装を推し進めるPKSHA Technology(以下、PKSHA)。機械学習と画像処理に対…

PKSHA Delta
3週間前
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LREC-COLING 参加レポート

こんにちは、PKSHA Technology アルゴリズムエンジニアの矢野千紘です。5 月 20 日から 5 月 25 日にわたって、イタリアのトリノで開催された自然言語処理の国際会議、LREC…

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3週間前
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Microsoft Build 2024 参加報告

こんにちは、株式会社 PKSHA Workplace ソフトウエアエンジニアの藤岡です。5 月 21 日から 5 月 24 日にシアトルで開催された Microsoft Build 2024 に現地参加してきたの…

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PKSHA x Goodpatch で行った「 AI が介在するサービス」でのユーザー体験の探求

AI × UXという新たな領域の探求昨今、様々な SaaS やサービスに AI を組み込む動きが加速しています。そのようななか、「AI をどのようにしてサービスに取り入れるか」は…

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それぞれの強みを発揮し、事業成長に柔軟に対応しながら目指す“最強の経営企画”

PKSHA Technologyは「人とソフトウエアの共進化」をビジョンに掲げ、R&D、AIソリューション、AI SaaSという複数領域にまたがる事業を展開しています。そのなかでも、複数の…

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サマーインターン2023参加者対談ー入社先としてPKSHAを選んだのは、ここでなら目指すエンジニアになれそうだから

2023 年夏に PKSHA Technology(パークシャテクノロジー)で 2 週間のインターンを経験し、そこから本選考を受けて内定承諾をした、大学院生の有山さんと浅尾さん。二人は…

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“三段飛ばしの経験”ができるPKSHAで、幅広い職種に挑戦して見えた景色

PKSHA Technology(以下、PKSHA)では、人と人との差分を「デルタ」と呼び、デルタを尊重するカルチャーを築いています。一人目の新卒社員として同社に入社した杉山慶人さ…

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長期的な視点と本質的な提案を強みとするストラテジックセールス部の立ち上げと展望

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1か月前
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歴史転換期におけるChatGPTのビジネス活用の展望〜松尾豊教授 × PKSHA代表 上野山勝也 対談〜

プロンプトという「変なもの」、巨大テック企業が「戦闘速度」で競争開始、スタートアップにはチャンスあり 2023年4月4日、東京大学 松尾豊教授 × PKSHA代表 上野山勝也による対談が行われました。OpenAIが2022年11月にサービスを提供開始したChatGPTの可能性はどのようなものか。またChatGPTをめぐり日本企業はどのような態度を取るべきか——それらの問題意識を深掘りした議論の全容をここに公開します。 対談は以下の6つの「テーマ」に関して語り合うスタイルで

PKSHAに入社して「フルスタック」の定義が変わった――あらゆる挑戦が歓迎される環境で見えた景色

AI SolutionとAI SaaSの提供を通じ、エンタープライズを中心とした企業の課題解決やDX推進に挑むPKSHA Technology(パークシャテクノロジー、以下PKSHA)。フルスタックエンジニアを目指してPKSHAに転職し、同社のAI Solution事業本部に所属することになった吉沢徹さんは案件推進と並行してアーキテクチャの型化をリードし、その功績を経て現在はテックリードの立場を担っています。PKSHAはエンジニアにとってどのような環境なのか、その魅力について

AWS Summit Japan 2024 に新卒 2 人で行ってきました

こんにちは。24 年新卒で PKSHA グループ に入社したソフトウェアエンジニアの梅田と中村です!6 月 20 日(木)と 21 日(金)の 2 日間、幕張メッセで開催された AWS Summit Japan 2024 に現地参加してきました。 去年の AWS re:Invent の参加レポートはこちら↓ AWS Summit Japan とは?AWS Summit Japan は、日本最大の "AWS(Amazon Web Service)を学ぶイベント" で、AWS

未来のソフトウエアの可能性を投資家に伝え、事業成長を自ら加速させる経営企画室IR担当の魅力

「未来のソフトウエアを形にする」をミッションに掲げ、自然言語処理、画像認識、機械学習 / 深層学習に関わるAIソリューションとAI SaaSを展開するPKSHA Technology(以下、PKSHA)。IR、M&A、財務といった領域から事業の成長を支えるのが、同社の経営企画室です。今回はそのIR担当に焦点をあて、経営企画室 副室長 / 財務 IRグループ長を務める布野宏明さんに、業務の魅力や将来性について聞きました。 AI領域の事業成長の好循環を巡らせるポジションに魅力を

Python の 並列/並行処理 の比較

こんにちは。PKSHA Technology の AI Solution 事業本部にてソフトウェアエンジニアを務めている加藤と申します。先日インタビュー記事が出ましたので、こちらも併せてご覧ください。 本記事では、Python での並列/並行処理の初歩について紹介いたします。Python は、機械学習ライブラリの豊富さから、非常に多くのプロジェクトで利用されるようになっています。この言語を使いこなせることは、機械学習を行う上で重要なファクターとなります。Python は言語

プロンプトエンジニアリング「Rephrase and Respond」の紹介

こんにちは、PKSHA Technology でアルゴリズムエンジニアをしている原田です。プロンプトエンジニアリングは LLM から期待する回答を引き出すための手法であり、これまで様々な手法が開拓されてきました。プロンプトエンジニアリングは簡単に取り入れることが可能なため、実用的に使える機会も多いのではないかと思います。私も業務で LLM を活用する際に、プロンプトエンジニアリングの知見が役に立ったと感じることがあります。本記事でご紹介する「Rephrase and Resp

「コンピュータサイエンスを完全に理解したい」――アルゴリズム“以外”への関心がソフトウエアエンジニアとして活躍する起点に

「人とソフトウエアの共進化」をビジョンに掲げ、アルゴリズムの研究開発とソフトウエアの社会実装を推し進めるPKSHA Technology(以下、PKSHA)。機械学習と画像処理に対する経験を重ねて入社した加藤俊幸さんは、入社後、アルゴリズムエンジニアとして活躍したのちに、ソフトウエアエンジニアとしてもさまざまな技術的課題に挑戦しています。アルゴリズム“以外”の領域に加藤さんが挑戦する理由とは。これまで重ねてきた経験に基づき、その源泉となる想いを聞きました。 関心や「好き」を

LREC-COLING 参加レポート

こんにちは、PKSHA Technology アルゴリズムエンジニアの矢野千紘です。5 月 20 日から 5 月 25 日にわたって、イタリアのトリノで開催された自然言語処理の国際会議、LREC-COLING に参加し、ポスター発表を行いました。 私は 24 年新卒で PKSHA Technology に入社しており、入社 1 ヶ月でインターンの成果を発表することになりました。この note では発表までの経緯や、投稿論文の詳細、学会を通して私が得たこと・感じたことについて書

Microsoft Build 2024 参加報告

こんにちは、株式会社 PKSHA Workplace ソフトウエアエンジニアの藤岡です。5 月 21 日から 5 月 24 日にシアトルで開催された Microsoft Build 2024 に現地参加してきたのでその参加報告になります。 昨年のレポートはこちら↓ Microsoft Buildとは?Microsoft Build は Microsoft が開催している開発者向けフラッグシップイベントです。このイベントでは Microsoft365、Azure、Windo

PKSHA x Goodpatch で行った「 AI が介在するサービス」でのユーザー体験の探求

AI × UXという新たな領域の探求昨今、様々な SaaS やサービスに AI を組み込む動きが加速しています。そのようななか、「AI をどのようにしてサービスに取り入れるか」は重要課題となっており、しばしば議論の中心となります。しかし、「AI を取り入れたサービスにおいて、どのようなユーザー体験(UX)を提供すべきか」という議論はまだまだ初期段階にあります。これについては、今後 AI × UX の探求が進み、徐々にベストプラクティスが定義されていくことでしょう。 AI ×

それぞれの強みを発揮し、事業成長に柔軟に対応しながら目指す“最強の経営企画”

PKSHA Technologyは「人とソフトウエアの共進化」をビジョンに掲げ、R&D、AIソリューション、AI SaaSという複数領域にまたがる事業を展開しています。そのなかでも、複数のグループ会社を横断する既存事業のスケールと新規事業の探索、そしてM&Aなどの打ち手を考えているのが同社の経営企画室です。それぞれ異なる領域を担う同室の井上さんと藤原さんに、これまでの歩みと現在の仕事、そして今後の展望について聞きました。 幅広い職種と事業フェーズを経験後“あそび”のあるPK

サマーインターン2023参加者対談ー入社先としてPKSHAを選んだのは、ここでなら目指すエンジニアになれそうだから

2023 年夏に PKSHA Technology(パークシャテクノロジー)で 2 週間のインターンを経験し、そこから本選考を受けて内定承諾をした、大学院生の有山さんと浅尾さん。二人はどのようなきっかけで PKSHA のインターンに興味を持ち、実際のインターン期間にどのような経験をし、何を決め手として入社先に PKSHA を選んだのでしょうか。二人が感じる PKSHA について、対談形式でお届けします。 強烈なファーストインプレッションでインターン参加を決意――お二人は大学

“三段飛ばしの経験”ができるPKSHAで、幅広い職種に挑戦して見えた景色

PKSHA Technology(以下、PKSHA)では、人と人との差分を「デルタ」と呼び、デルタを尊重するカルチャーを築いています。一人目の新卒社員として同社に入社した杉山慶人さんは、エンジニア、Biz(事業開発)、PdM、人事とさまざまな職種に挑戦してきました。その道のりでどのような経験を重ねてきたのか、見えてきた景色や今後の展望について聞きました。 「この会社はすごく面白い会社になる」という確信から新卒社員第一号に――PKSHAとの出合いについてお聞かせください。

駐車場×AIから拓ける未来――既存の枠を超えて、運営会社とユーザーに新しい価値を提供していく

「未来の駐車体験を形にする」をミッションに掲げ、ロック板のない駐車場やスマートフォンから精算できるアプリを展開してきた駐車場機器メーカーの株式会社アイテック。 2019年よりアイテックはPKSHAと連携し、事業展開を進めています。アイテック取締役副社長を務める森川直輝さんと、PKSHAでアルゴリズムソリューション事業本部エンジニアリングマネージャーとアイテック社の執行役員を兼任する三村裕介さんに、アイテックの事業概要と魅力、M&Aの経緯、技術活用の事例、今後の展望や可能性に

長期的な視点と本質的な提案を強みとするストラテジックセールス部の立ち上げと展望

企業のナレッジマネジメントやコミュニケーションの最適化、音声対話領域の取り組みを推進するPKSHA Communication(パークシャコミュニケーション)。同社のストラテジックセールス部では、エンタープライズのお客様と共にAIを使ったプロダクトおよびソリューションを進化させていくべく、セールスチームの体制強化に努めています。 これまで大手外資系銀行を起点としてキャリアを重ね、2023年10月に入社してストラテジックセールス部を立ち上げた井迫雄次郎さんに、これまでの道のりや

NLP2024 @神戸 参加報告

こんにちは!PKSHA Technology でアルゴリズムエンジニアをしている髙﨑環です。2024 年 3 月 11 日 〜 15 日まで神戸で開催された「言語処理学会第 30 回全国大会 (NLP2024)」に、弊社はプラチナスポンサーとして、アルゴリズムエンジニアの渡邉・佐藤・呉・星野・髙﨑と、人事/広報を担当している内藤の計 6 名で参加いたしました。本記事では、NLP2024 で印象に残った事項を振り返りたいと思います。 大会概要今回は神戸国際会議場で開催されまし