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ソフトウエアとハードウエアを結び、未来の体験を実装する現場の魅力

アルゴリズムの力で企業や社会の課題解決を目指すPKSHA Technology(パークシャテクノロジー)は、2019年より駐車場機器メーカーの株式会社アイテックと連携し、モビリティ領域における事業展開を進めています。アルゴリズムソリューション事業本部エンジニアリングマネージャーとアイテック社の開発統括を兼任する三村裕介さんに、現在携わっている業務やPKSHAで働く魅力について聞きました。

三村裕介 │ アルゴリズムソリューション事業本部 エンジニアリングマネージャー
2012年に株式会社ディー・エヌ・エーに新卒入社し、インフラエンジニアとして従事する。2019年、PKSHA Technologyに入社。現在はエンジニアリングマネージャーとして、グループ会社である株式会社アイテックでモビリティ領域の開発統括なども担う。

PKSHA×駐車場機器メーカーで未来のパーキング体験を提供

――PKSHA Technology(以下、PKSHA)での仕事内容を教えてください。

PKSHAが買収した株式会社アイテック(以下、アイテック社)におけるMaaSプロダクトの開発統括を担い、開発推進や業務改善、アイテック社での採用活動などを行っています。また、PKSHA内の開発チームにも所属しており、現在はエンジニアリングマネージャー(EM)兼プロジェクトマネージャー(PM)のポジションで働いています。

アイテック社はコインパーキングなどで使われる精算機の製造・販売などハードウエア事業を主軸とする会社です。一方PKSHAはソフトウエアに強みを持つ会社なので、AI技術やアルゴリズム領域のテクノロジー活用を通じ、アイテック社の持つソリューションのバリューアップに関わっています。

――具体的にはどんなバリューアップをしているのでしょうか。

駐車場利用における新たな体験を提供できるシステムづくりを行っています。

駐車場のシステムは、約20年間ほとんど変わっていません。精算機に車室ナンバーを入力して現金を支払ったり、ゲートで必死に手を伸ばしてチケットを取ったりしなければならない不便なシステムが主流です。

そういった課題を解消すべく、私たちはスムーズな入出庫を叶える各種システムを開発しています。例えば、2022年7月にリリースした機能なのですが、専用アプリ上で決済方法と車番を登録しておけば、入庫時にカメラによる画像認識によって車番を特定し、出庫時に自動的に精算されるシステムなどがその一例です。

――開発にあたっては、どういった点に難しさや面白さを感じますか。

PKSHA は今までソフトウエア開発がメインでしたが、ハードウエアも含めた領域での挑戦がアイテックチームの面白さになります。その上で、ソフトウエアとハードウエアの両面を理解しながら開発し、サービスとして社会に実装できるシステムを作り上げるフェーズのハードルが高い印象です。今回アイテック社と共に取り組む経営判断があったのも、駐車場に関わるサービスの実現にあたっては、ハードウエアに対する知見の深い企業との連携が必要不可欠だったためです。

アイテック社は駐車場機器シェア3位(2022年8月時点)に位置し、業界初のロック板不要システムを開発するなど、以前から業界初のシステムに積極的に取り組んできた会社です。そこにPKSHAのテクノロジーが加わることで、​​駐車場システムの DX をさらに加速できるところに面白さを感じています。

専門性×組織の力をかけ合わせるカルチャーが成長の軸に

――PKSHAへ転職した経緯を教えてください。

前職ではDeNAにてインフラエンジニアとして、7年ほど働いていました。ただ、キャリアを重ねるにつれ、インフラ以外のフロントやバックエンドなどにも触れたい、自分で一つのシステムを作り上げてみたいといった思いがふくらみ、転職活動を始めました。

その中でPKSHAを選んだ理由は、携わる業務内容が幅広く、手がけるプロダクトが多いところが魅力的だったためです。自分自身がこの環境の中でどれだけ戦えるのかチャレンジしてみたいと思ったことも、入社の決め手になりました。

入社して間もない頃は、自分の強みを活かせる仕事がしたいと考えていましたが、最近はその意識が変化してきています。

私自身が得意なことを活かせているかよりも、チームとして、メンバー全員が得意なことを活かせる状態を保てているかどうかに意識が向くようになりました。これはマネジメントに携わるようになって視座が上がった結果でもあるのですが、PKSHAのカルチャーに影響を受けたことも大きな要因だと思います。

というのも、PKSHAには高い専門性を持った人が集まっており、メンバー同士の専門性を尊重する文化があります。それぞれの専門性を活かしつつ、苦手な部分は周囲とサポートし合いながらチームで業務を進めています。みんなが気持ちよく、パフォーマンス高く働くために培われてきたこのカルチャーに強く共感したことで、自分自身の意識も変わりました。

――PKSHAへ入社し、成長できたと感じている点を教えてください。

技術的な幅を広げたいという思いがあって入社したこともあって、モバイルアプリやバックエンド、インフラ周りなど幅広い開発業務に携わり、期待どおりエンジニアスキルの幅を広げられたと思います。

それだけでなく、先ほど話したようなマネジメントスキルも養われつつあります。ヒューマンマネージメントをしたり、プロジェクト開発のマネジメントに携わったりということも増えてきました。

すべてを含めて「サービスを事業化するための基礎力」とでもいうべきスキルを自然と身につけられることも、PKSHAの魅力かもしれません。評価制度の充実や挑戦する機会の豊富さも相まって、大きく成長できる環境です。

求めるのは幅広い開発スキルを持つプロアクティブな人材

――PKSHAのエンジニアチーム、特にアイテック開発チームに絞った場合、どのようなスキルセットが求められますか。

可能であればモバイルアプリやバックエンド、フロントエンドなど幅広い開発スキルを持っているほうが望ましいです。とはいえ、すべてを完璧にできる人はなかなかいません。大事なことは、その中のいずれかに軸足を置きつつ、専門領域を広げていく意欲があることだと思います。

また、ソフトウエアだけでなくハードウエア領域にも入り込んでいきたいという思いがある方にも来ていただけるとうれしいです。ソフトウエア・ハードウエアの垣根なく、純粋に技術・エンジニアリングが好きだという方であれば、きっとこの環境を楽しめるでしょう。

いずれにせよ、強く自信を持つ領域と意欲さえあれば、たとえ苦手なことがあったとしても自信を持ってチャレンジして欲しいと思います。

――今PKSHAにジョインする面白さはどういった点にありますか。

我々のミッションである「未来のソフトウエアを形にする」ことを、実体験として体感できることだと思います。未来のシステムを自分の手で作り上げ、かつ社会に実装されていくところまで見届けられることは大きな魅力です。

私の所属するアイテック開発チームに絞ると、ソフトウエアとハードウエアを繋げて、実際にプロダクトとして社会に送り出している点です。これはソフトウエア、ハードウエアいずれかに特化した他の企業ではなかなかできない体験だと思います。また、すでに全国展開されている駐車場システムを活用しているため、市場開拓についてはゼロからの積み上げではありません。そのため、自分のやりたいことをより早く社会に実装できる点も面白いところですね。

――最後に、候補者の方へメッセージをお願いします。

第一に、PKSHAの価値観に共感できる方に来ていただきたいです。先ほど話したミッションはもちろん、我々のバリューのひとつである「Be proactive for the future(未来に先回りし、ポジティブな業界進化を仕掛ける)」に共感できる方は、よりPKSHAにフィットすると思います。

プロアクティブな姿勢でいられる方は、未来のソフトウエアやシステムを作っていくにあたって必要な議論を自ら発信でき、変化の激しい環境でも未来を描けるはずです。変化を楽しみながら成長したいという方の応募をお待ちしています。

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